読書感想文

負けとか。

数年前に一世を風靡したときは勝ちとか負けとかという言葉が気に食わず、手にも取らなかった本「負け犬の遠吠え」。
先日、母親が近所の人相手に「うちはもう孫できないかもしれないからぁ~」と話しているのを偶然聞いてしまい、「そりゃ、どうもすいませんねーー」という気持ちになったことも多少影響したのか、図書館で目に付いたので、食わず嫌いも良くないだろうと読んでみました。

賛否両論でしょうけど、わたしは結構共感できます。
自分や周囲の人が思い浮かび、笑えました。
これわたしのことだ、というくだりもいくつか・・・。
男の負け犬というくくりもそれだけじゃないけど、面白かった。
当時は負け犬という言葉のインパクトが話題になった感じですね。

札幌は少子化の進んでいる街なのですが(たしか出生率は1.0を切ったはず)、そのあたりも通じるところがあるような気がしました。
今後自分自身は、ますます少子化に加担するのか、それとも出生率を上げることに貢献するのか判りませんがね。国や親のために子供作るわけじゃないし。
どちらにしても、広い意味で自分のための人生を送りたいものです。

ちなみにこの本の装幀は佐藤可士和です。
これもヒットした理由のひとつなのかも。

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眠りの森

元々は特定の作者の著書を片っ端から読破するのが好きでしたが、最近はとにかく色んな作者を手当たり次第に読むのが楽しいです。(ちなみに今は小説が好き)
図書館へ行くのが閉館ギリギリなので選ぶ時間が無いというのも理由のひとつ。

で、ヒットだったのが東野圭吾「眠りの森」。
バレエの世界を舞台にした推理小説なのですが切ないお話で、うっかり感動してしまいました。
他の著書も読みたいところですが、人気作家なので予約しないと手元には回ってこないようです。
いま一番人気は「使命と魂のリミット」。予約件数715件ですって。「赤い指」は予約件数555件…。(ネットで検索できるのです。便利。)
順番が回ってくるのは何ヶ月後??
まずは「手紙」を予約かな。予約件数5件だし。。

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国内最大級の書店

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120万冊もの本を扱っているという大型店「コーチャンフォー新川通り店」がオープン。
早速偵察してきました。
新川にオープンするのはずっと前から知ってたので、首を長くして待っていましたよ。

札幌市内は3店舗目になりますが個人的に、ここが一番駐車場に入りやすいような気がします。
中身は他店舗とあまり変わりません。
飲食店はミスドの代わりに直営のサンドイッチカフェが入っていて賑わっていました。

ひとりで文房具、本、CDコーナーと、とりあえず一周。
あっという間に2時間経過。
今年は出来る限り本を買わないようにしているため手ぶらで帰ってきたけど、やっぱり本屋さんは楽しいな。

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柔らかな頰

最近はあまり本を読まなくなりましたが、久しぶりに小説を読んでみました。
桐野夏生の「柔らかな頰」です。
内容は、留萌あたりの村から家出して東京へ出た女性が、不倫旅行で訪れた支笏湖畔で自分の娘が行方不明になり、その後いろいろあって、札幌在住の末期がんの元刑事とともに子供を捜すというもの。

さすがに地元は地名でイメージが沸きやすく、読んでて楽しい。(すすきの、恵庭岳の麓、朝里海岸など・・・)
読書は寝る直前のベッドの中だけなのですが、この小説は続きが気になって眠気が飛びました。
犯人探しでは無く、登場人物それぞれの立場でのドロドロした心の動きが面白いなと。

タイミング良く今月は桐野夏生の「魂萌え!」が文庫化されます。
毎日新聞で連載されていた作品で、60歳目前の女性が夫を亡くし、その後どのように老後に向けて生きていくかという感じの内容だったと思います。
連載中はしっかりと読んでいなかったので、この機会に読むのもいいかも。

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七緒

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チャリ遊びが面白くて、きものどころか浴衣も袖を通さずに夏が終わりましたが、本や雑誌はたまに眺めています。
きもの雑誌はフォーマルなものが多い中、唯一好きなのが「七緒」。
写真の雰囲気もほんわかしててイイです。

新刊の特集は京都。
想像通りの内容でした。
個人的には札幌のような新しい街もきものが似合うと思うんだけど。

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インド旅行記1 北インド編

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旅好き故、たまに紀行文を読みますが、勇ましいものが多いように感じています。
もちろん冒険的要素が加わるためそれで良いのですが、自分だったらどうだろうか?と考えたときに正直「うーん」という場合がほとんど。
著者が女性の場合は、男性以上のバイタリティーや度胸を持ち合わせている方が多く、特にその傾向が強いように思います。

それに比べてこの「インド旅行記1 北インド編」は、ぬるいというか、ゆるいというか。
女優の中谷美紀が単身インドを旅行した38日間の記録です。
一人旅とは言え、ほぼ現地ガイドが付いているし、目的は本場インドでヨガとアーユルヴェーダを体験することだったりするし。

しかし、わかるわかると、うなづける部分が多々ありました。
とりあえず安心できるところに泊まって、あちこち観光しまくって。だけど優雅で贅沢な時間も作って。
わたしは外国を一人で旅した経験はありませんが、もしも実行するならこういう感じになるような気もします。
実際、女二人で海外旅行をした時はこんな感じでしたので。

旅行記というよりは、一般的なブログの日記を読んでるような感覚に近いかもしれません。

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モモ

060120_01ミヒャエル・エンデ著「はてしない物語」(映画「ネバーエンディングストーリー」原作)を初めて読んだときのワクワク感は今でも心に残っています。
それから何年も気になりながら手に取る機会が無かった児童文学「モモ」を読んでみました。
ページをめくっていくと、ゆたかな時間ってなんだろう、忙しいってなんだろう、そんなことを考えさせられます。
児童文学と言えども侮れません。深いです。
一見無駄に思えるような時間も人生には必要な時間なのかも知れません。
ちなみに「モモ」は1973年(自分が生まれた年)の作品です。

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1リットルの涙

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記は、ドラマを見てて原作を読んでみようと思いました。
連ドラは見つづけるのが大変なので、普段は見ないんですが。
わたしはなんのために生きているのか、生きる目標ってなんだろう、そんなことを考えさせられます。(予想通りだけど)
この手の本を読むと、のほほんと生きてることに後ろめたさを感じます。
がんばろ。

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星の王子さま

名作と言われるサンテグジュペリの「La Petit Prince」。
今年の1月に50年の著作権保護期間が終わったそうで、新訳出版ラッシュです。
実はかねてから興味はあったものの内藤濯訳の旧訳も読んだことがなかったので、この機会に新訳を読んでみることにしました。

今のところ出版されているのは以下の通り(かな?)。
今後もまだ出版の予定があるみたいですが、自分の備忘録として書いておきます。

「星の王子さま」・内藤濯訳・岩波書店・1050円
「星の王子さま」・三野博司訳・論創社・1050円
「新訳 星の王子さま」・小島俊明訳・中央公論新社・1575円
「小さな王子さま」・山崎庸一郎訳・みすず書房・2100円
「新訳 星の王子さま」・倉橋由美子訳・宝島社・1575円
「星の王子さま」・池澤夏樹訳・集英社文庫・400円

わたしが読んでみたのは池澤訳です。
理由は文庫本がこれだけだから。
でも読むなら作家である倉橋訳か池澤訳だな、と思っていたので好都合。
ちなみに、他の3人はフランス文学の専門家だそうです。

単純なようで、深いような。
文学のようで、詩のような。
花やキツネと王子さまの会話や、ぼくと王子さまのやりとりが、「ああそうだよね」と思わされました。
世界にひとつだけの花じゃないけれど、『Only One』の意味について考えてしまいますね。

もう一回読んでみようかな。

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極北に駆ける

植村直己の「極北に駆ける」を読みました。

犬橇の技術を身につけるため、エスキモーと共に生活した1年を綴ったノンフィクション。
時代はわたしがちょうど生まれた頃(1972~73年) 、そして植村直己の年齢は今のわたしと全く同じ。
思わず我が身を振り返ってみたりして・・・。

もともと植村直己の著書は大好きで、彼の人柄というか飾らない言葉や行動力が読んでて心躍ります。
この本で描かれているエスキモーの生活習慣や文化は、自分の知らなかった世界で驚きの連続。
いろいろな意味で自分が日本人であることを感じます。
ひとりで挑んだ3000kmの旅も失敗と苦労の連続でかなり面白かった。
夢や目標を持つことは大切なことですね。

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毒草を食べてみた

毒草を食べてみた」というエッセイ。
1年以上前に山菜の本と一緒に買ったものの、今まで読まずに放置してました。

この本で取り上げられている身近な植物では、スズラン・スイセン・スイートピーに毒があるのは小学生の頃から知ってましたが、イチイ(北海道弁でオンコ)に猛毒があるとは知りませんでした。
スズラン(=札幌市の花)に毒があると知ったときのようなショック。
なぜかというと、ちっちゃい頃、オンコの赤くて柔らかい甘い実を良く口に含んでいたから。
葉・枝・種に毒がありますが、実だけは無毒だそうです。
それでも誤って種を飲み込んでいたらと思うと。
無知とは恐ろしい。

しかも育った土地は緑が豊富だったので、道端に生えてる草や花をけっこう齧って遊んでいたような・・・。

クリスマスでおなじみのポインセチアも毒草だとは知りませんでした。
勉強になります。

タバコや麻薬系植物の話題も多くて怖いです。
筆者が子供の時に「アブサン」を作ってみた話もあり。(もちろん本物ではない)
歴史の中に登場する毒草の話も面白かったな。
毒と薬は紙一重だとつくづく感じます。

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天狗風

かなりひさしぶりに読書。
買ってからずーーっと積読になっていた宮部みゆきの「天狗風―霊験お初捕物控〈2〉 」に手を付けてみました。
小説が読みたくなったので。
宮部みゆきは現代物も好きだけど、時代物がおもしろい。
ストーリーが怖くてドキドキしちゃった。
前作を読んでからだいぶ経っているので思い出すのに時間がかかったけど・・・。

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